畳は地域や様式によって幾つかに分類されます。



一畳当たりのサイズ

 京間・本間  191.0×95.5㎝
主に関西地方以降や茶室等で使用。
中京間
(三六間) 
 182.0×91.0㎝
主に愛知等、中京地方で使用。
 関東間
(五八間)
 176.0×88.0㎝
江戸間とも呼ばれます。
関東地方等東の地域で使用
 団地間  170.0㎝×85㎝
団地やアパート等で使用。
当店では関東間と同様の扱いです。


その他、六一間等のサイズもあります。


畳一枚でにこれだけの差が有るのは和室の寸法様式が違うからです。



日本の場合は、室町時代に武家屋敷に初めて畳を敷き詰めたとされ、その後16世紀末に京都で畳が規格化されてから、京都では一定の規格の畳に合わせて柱の間隔を決めていく、畳割りという方法が用いられるようになったのです。

京都の場合、63(1,910mm)の畳の大きさに対して65(1,972mm)が、1間となる京間が誕生したのです。京間イコール関西間なのです。

これに対し、江戸では、柱間6尺(1,820mm正確には1,818mm)1間とする柱割りが出来、これを江戸間と呼び、江戸間イコール関東間となったのです。関西、関東間の他に、佐賀間、安芸間、中京間、団地間などがあります。

京間が「広いなあ…」と感じるのはその為です。